Alchemistic-Life!

~錬金術的生活SB編~
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6/05「恋愛戯曲」atPit北/区域 マチネ

今日は「オフィス★怪人社文化連盟(怪文連)第1回エンゲキ発表怪」ということで
都電荒川線に乗って王子駅へ。
駅前の素敵なところに建ってるビルですよ。
3月頃まで廃墟だったのを、舞台に改装したんだって。
だからか、舞台にたどりつくまでがまるでダンジョンのよう(^-^;
雰囲気面白いね。弾き語りのライブとかしても面白そう。
入ったところでビールとか日本酒とか買って、客席で飲めるようになってるし。

脚本に関しては、、、王道の鴻上尚史作品だと思いますですよ。
本自体は読んだことないんですが、
「トランス」とか思い出しちゃったなぁ。懐かしいなぁ(TーT)
恋愛に対して、さまざまな立場で、いろんな角度から立ち向かってる
男女の群像劇と言ったところでしょうか。
そして、観客の立場を足元から不安にさせる仕掛けが、2重にも3重にも仕掛けられていて
観ている人を引き込んで考えさせて、最後にカタルシスを。
台詞の一つ一つは非常にわかりやすいのに、まとまるとわからなくなる。そんな不安。

で、内容はと言うと、、、前説でも言ってましたが飲みながらが推奨の舞台(w
感想はキツいものしか出てこないので、追記で。
ごめんなさい、ホントにキッツいことしか書けてないから許してー。

とりあえず夜まで時間が空いたので、駅前のすずちゅうで靴を物色。
下駄を999円で購入。やったぜ!
演技については、、、評価しなきゃダメですかそうですか。
とりあえず台詞が入ってないのは議論しないとして、
もっとディスカッションすべきじゃないかな。演じる前に。
この戯曲のテーマ、何だと思う?って演者の皆さんに聞いたら、
一人一人まったく違う答えが返ってきたらどうしよう。
そして、今演じてるキャラクターが〓・〓・〓のどれなのか。
〓・〓・〓の違いはなんなのか。
うぅー、議論しまくりたいー(w

そして音響・照明はどうしたの?と。
音待ち・照明待ち・きっかけ間違いが多かった。
時間なかったのかなぁ。
聞けばゲネしなかったとか。(できなかったのかな?)

鴻上さんの脚本観たさに観に来た人が、一人もいませんように(-人-)
その人たちが「これが怪人社って所か」などと早合点しませんように(-人-)

なぜ鴻上作品を選んだのか。
なぜオリジナル台本じゃなくて既成の戯曲を選んだのか。
そこを考えないと。そこを生かさないと。
本当にもったいないとしか思えなくて、ちょっと悔しいのだ。
本公演では生き生きしてるのに、ライブでは素敵に面白いのに
この「鴻上さんの脚本を演じる人たち」を観に来たお客さん(もしいたら、ね)に何を思われたか。
それがもったいなくて、悔しくて悔しくて。

昼間はアカン所が全体的に散見。
答えは、多分正解を言ってくれる人もいるかとは思うけど、
自分で見つけなきゃ成長はしないもんだよね。
私は見守っていきますよ。
舞台レポ - : Edit
2005.06.05 日曜日 : - : -