Alchemistic-Life!

今日は普通のお芝居へ。
ひッさしぶりに重い重ーいお芝居のようです☆楽しみ☆

出演者は奥菜恵・長塚圭史・伊達暁の3人(敬称略
ゴーチ・ブラザーズと青山円形劇場の共同プロデュース公演なのね。
どうやら50年以上前の戯曲をザズーの鈴木勝秀さんが演出とのこと。
うぉΣ(￣□￣;)　な、なんて面白そうな組み合わせなんだー。久しぶりにわくわくー(>▽<)ﾉｼ

あらすじとしては･･･

時は敗戦から数年後の、ある山中。一組の男女が連れ立って現れる。
どうやら、汚職事件にからんで逃亡生活を続ける男・花岡金吾とその愛人と思われる女・村子。二人は追っ手の目を逃れるため、偶然見つけた山中の洞窟に身を潜める。しかしそこには一人の復員兵・佐山富夫が先住者として住まっていた。

戦後の復興を謳歌するかごとく、饒舌に、あふれる生命力を誇示せんがごとく話し続ける同行する男女二人。その一方で、戦争によって一変した己の生活に生きる意味も見出せず無気力な元復員兵。

そんななか、地震で洞の出口が塞がれてしまう。もともと戦時中に偶然ほりだされた洞窟。三人は出口はおろか、空気の出入口すら見失う。食料も水もない状況下で死に直面する三人。

蝋燭の明かりのなかでわずかな希望をもち三人は地面を掘り続けるのだが…

(リンク先HP参照)

重厚なお芝居でした。
代わる代わる長台詞をしゃべり、己の生きる意味を誇示したり否定したり。
人間というものを軽蔑したり礼賛したり。
上下の立場もくるくる替わり、どちらがどちらを殺してもおかしくない状況に。
人間の本質とは？生きる意味とは？を問いかけてくるよな舞台でした。
うぅ、面白かった。いいもの観た!

長塚さんは多彩な人だねぃ。お父さんに声も顔もそっくりです。、、、(,-_-,)ﾎﾟｯ